ミールキットに使われる食材は安全なの?



食材の安全性について考える時、例えば野菜の場合は畑の土作りから口に入る直前までを考えなければいけません。

ここでは大きく2つの段階に分けてみます。

  • 生産~加工(産地・農薬・放射能・添加物)
  • 配送~受け取り(腐敗・いたずら)

【生産~加工】スーパーレベル~厳しい独自基準まで会社によって幅がある

オイシックスやパルシステムなどは独自基準を設け、契約農家と協力してスーパーよりも高品質な野菜づくりを目指しています。

このような会社は、その基準も政府の定める基準よりも厳しいものになっているため安全性は高いです。

主なミールキット販売会社の安全への取り組みは以下のとおりです。

ミールキット販売元適用プロセス特徴
オイシックス生産・加工たべもの安心宣言として独自基準を策定し、その検査体制や詳細な検査結果を公開している
ヨシケイ加工主に加工段階における衛生基準「YSO基準」に基づき工場の管理をしている
do大地宅配生産・加工「有機農産物等生産基準」という厳しい独自基準を策定しています
らでぃっしゅぼーや生産・加工「RADIX」という独自基準を設け、基準を満たす契約農家から直接仕入れている
らでぃっしゅぼーや生産・加工「RADIX」という独自基準を設け、基準を満たす契約農家から直接仕入れている
コープデリ生産「コープデリ連合会商品検査センター」を設置し国の基準を元に自主的な検査を行っている

独自基準を持っていない会社が安心出来ないということではありません。

市場に流通する野菜は必ず国の定める基準をクリアしているので、スーパーで野菜を買う場合と変わらないと考えて大丈夫です。

【配送~受け取り】カット野菜の傷みに注意

カットされた野菜は空気に触れる面が増えるので傷みやすいです。

多くのミールキットはヤマト運輸のクール便でちゃんと温度管理されますが、ヨシケイやコープデリなどは「置き配」で受け取ることもあります。

夏の暑い日の「置き配」は最も注意すべきポイントです。

わたしはいつもコープデリもヨシケイも置き配で利用していますが、野菜が傷んでいたことはありませんでした。

しかし、置き配は担当の配達員の方や玄関の日当たりによって状況が変わるので注意が必要です。

あなたの安全チェックが最後の砦

食品の鮮度や傷みは必ず調理前に最終確認をしましょう。

家族の健康を守る最大の安全基準はわたし達の5感であることを忘れずに。

お惣菜やお弁当では出来ない食材の最終チェックができるのはミールキットのメリットと言えるかもしれません。

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